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昌子のコラムでは、墓所に関するお問い合わせ、霊園について寄せられた質問、様々な体験談などを皆様にご覧いただきます。

サニープレイス松戸松伏やすらぎの里霊園好評受付中

《お年始のご挨拶》


 今年も“昌子のコラム”をどうぞ宜しくお願い申し上げます。

 又、仏事関係でお悩みの方は、御遠慮なくお問い合わせ下さいませ。

 フリーダイヤル:0120-148-398(イシヤ ミキヤ)
 FAX:047-338-5847

 「こんな事訊いて恥ずかしいわ・・」と、悩まずに・・・。

 インフルエンザが各地で流行り始めました。
 「少々の風邪症状もインフルエンザだよ」と、先生がおっしゃっておられました。
 予防接種で軽く済んだとも言われましたので、皆様も遅かれ(~o~)と諦めずに、出来ましたら病院で接種を受けて下さいね。

 2011年が皆様にとりまして素晴らしい一年でありますように心よりお祈り申し上げます。

                                 合掌

                                        

《〜今年をふり返り〜》

 三喜家(みきや)は例年通り、年末年始と休まず営業をいたしております。(市川本店)

 サニープレイス松戸・サニーパーク松戸の御案内も受け付けいたしております。

 又、仏事関係でお悩みの方は、ご遠慮なくお問い合わせ下さい。

 皆様も今年を振り返り、嬉しかったこと、悲しかったことや辛かった出来事とさまざまと御ありになられたかと存じます。

 誰もが誰かの言葉一つで元気になったり、憂鬱にさせられたり・・を経験いたします。
 私は"昌子のコラム"を通じて、"ご先祖様を想う心"を持てたら幸せに導いて下さる事を常に語って参りました。

 それは、お墓参りから帰られた方々の表情が笑顔で幸せを物語っているからなのです(^.^。

 私は素敵な笑顔をお見送りしつつ、これからもお手本にしてゆきたいと存じます。

 そして、お参りが出来ない方も、時々空を見上げてくださいね。「ありがとうございます」と・・・。
 又、心の病の方は、ゆっくりとお正月を過ごしてください(^.^)。時間(とき)はゆっくりと流れてゆきますから。大丈夫、大丈夫。

 今年一年、"昌子のコラム"をご覧いただきまして本当にありがとうございました。
 又、来年もホームでお逢いできますように・・(^_^)v・・。

  皆様のご多幸を心よりお祈り申し上げます。        合掌礼拝_(._.)_

《お供え物について》

 仏教ではお墓にお供え物をして法事や埋葬、又はお参りをします。

 出来ましたら故人がお好きだったものをお供えしたらよろしいかな・・と思います。

 例えばどのような物ですか?とお問い合わせがあるときはこのようにご説明いたしております。

 例 果物(バナナ・りんご・グレープフルーツやメロンなどなど
      和菓子、ワンカップ・缶ビールやタバコなど)
 ※ 神道様の年祭の時は、海の物と山の物をお供えします。神社様でお願い出来ますので、悩まずに・・(^。^)。

 先日、お母様の一周忌法要で、お嬢様が「母はケーキが大好きだったからケーキとコーヒーを持って行きます。」とおっしゃっておりました。
 私は思わず「お母様はとてもお喜びになりますよ・・!(^^)!」と申しました。
 他界されてとても悲しんでおられましたが、一年目を迎えて笑顔で会話が出来るようになって、ほっと致しました。
 ある方は、お帰りになるといつもお顔がほんのり赤くなって陽気に戻ってこられます(^^♪。きっと墓前で向き合って乾杯したのでしょう。

 ※ 会席(お斎)では、「献杯(けんぱい)」と言います。

 話はかわって、なぜお墓にカラスさんが多いのでしょうか?
 それはお供え物を狙っているのです。長〜い嘴で果物を刺して持って行く現場をよく見ます。「こらぁ〜待て〜(;O;)」って追いかけたことも・・。
 以前、法事の準備で早めにお供え物を用意したら、カラスさんに全部持って行かれたことがありました(ToT)/~~~。カラスさんも生きる為に必死なのでしょうね〜。と言うことで、そのままにして置きますと食べ散らかすので、その場で召し上がるか参列の皆さんに配るかどちらかにして、置いたままにしないで下さい。

  話はかなり飛びますが、

 ※ 法要でよばれる方が一番悩むことは、着ていく洋服です。
 喪主の方はやはり回忌ごとに喪服に近い洋服になさったほうがよろしいです。
 呼ばれる方は、落ち着いた格好でよろしかと存じます。
 一番は親戚に相談なさるか、喪主に伺うかですね・・。

 ※ 注意
   お通夜のときは派手なお化粧は控え宝石類や光物はタブーです。
   告別式は真珠などの控えめなアクセサリーならよろしいです。
   仏教では仏事の時にお数珠を絶対に忘れずに・・。

《法事・埋葬の段取り》

 まずはじめに、皆様は「法事」という行事に慣れていないのは当たり前と思って下さい。

 お墓のある場所はどこですか?

 お寺様の敷地内でしたら、お寺様に伺ってお任せすれば良いことですし、都営・市営又は民営でも建墓した石屋さんや管理事務所に相談すればよろしいのです。

 ご自分で悩まずにスムーズに法事を終える事ができるように段取りを分かりやすくまとめてみました。

 @  法事の日程を三日間ほど決めて、
   お寺様や宮司様、牧師様、又は石屋にご都合を伺う。
   時々、日程を決めてから(親戚にも了解済み)ご連絡があります。
    又、お寺様とお付合いのない方は三喜家(みきや)でご紹介も致しております。

   お寺様方々は土・日曜日の午前中が忙しいです。
   (約半年前から予約が入ります。)

   ※親戚に再度連絡して大変な思いをしないように、
   お寺様の御都合を良く把握した上で、
   時間を午後に変更したり、日時が決まってから、
   お料理やさんを予約しましょう。
   埋葬の場合(墓所がある方)は、四十九日忌の法要と
   埋葬を同時になさる場合が多いです。
   (仏教では四十九日目に仏様になって浄土に向かいます。)

 A  ご持参していただくもの

   ・ お写真(大・小どちらでもよろしいです。雨天の場合は濡れるので小さいほうで)
   ・ お供え物(故人がお好きだったもの
   例・ 果物、和菓子、タバコ、お酒を不要のお盆に半紙を敷いてお供えします。)

   終わったら、下記のいずれかの方法でお家には持ち帰らないようにしましょう。

       1)お寺様にお持ちいただく
       2)功徳になるので墓前又は会席の場所で配って召し上がる
       3)職人さんに処分をお願いする

   お盆も処分します。お墓で使った物は少しでも魂が宿るといいます。

   埋葬の方は白木のお位牌と本位牌両方お待ち下さい。
   位牌の入魂式をします。

   白木の位牌はお寺様にお焚き上げをお願いしましょう。

 ※埋葬の方は、お骨を最後に運ぶのでどなたがお持ちになるかを
   決めておいたほうがよろしいです。

   時々訊くお話で、自宅で四十九日忌を行って親戚を車に誘導しているうちに、
   お骨を忘れそうになったと・・・。とても分かりますね^^;

 B  生花・焼香台(線香)雨の日、カンカン照りのパラソルのご用意、
   立っているのに辛い方用の折りたたみ椅子などなどは石屋さんに依頼しましょう。
   石屋さん(石材店)とお付合いのない方も、
   地元の石屋さん(石材店)に訊いてみるのもよいでしょう。
   墓所の清掃が出来ない方もお願いできます。


   ※神道は玉串を、キリスト教は白い洋花(カーネーションなど)を人数分用意します。

 C  法事の時間は様々ですが、30分〜1時間を目処にお料理屋さんに向かいます。
   会席はお斎(とき)と言います。
   事前に人数の確認とお返し物を用意します。お返しを運ぶのが大変な場合は
   お料理屋さんに前日に宅急便で運んで良いか、を確認しましょう。

   ※お斎やお返し物は必ず用意するものではありません。
   が、家族や親戚に相談するのが一番です。


  法事は何の為に誰の為にあるのでしょうか?

 それは、お寺様・宮司様・牧師様にエコーを唱えていただいて、故人を皆で振り返る貴重な時間なのでしょうね。

 お水でそこの場所を清め、お線香で空気を清め、いつもより立派な花でお着物を着せてあげる・・・。
 私達の満足感を満たすことも供養になるのかなぁ〜と思うようになりました。

 昔を懐かしんで故人を思い出してあげて、私達や子供、孫が健康であることを空から見守ってくれる"見えない心の「和」"なのでしょうね・・・ハイ^_^;

 でも、どうしても法事が出来ない方は、お仏壇に手を合わせて供養をしてあげてくださいね。

 次回は、お供え物についてお話いたします。
 法要のときに故人が好きだった果物や菓子などをお供えいたします。
 エピソードもあります・・・お楽しみに^_^;

《「感謝して生きる・・」ということ》

 ここ数日で急に秋が深まってまいりました。

 急に涼しくなってまいりましたので、ご無理などなさいませぬようご自愛くださいませ。

 

 今年の夏は例年以上に暑く、焦げるような太陽の下で汗びっしょりでお参りから帰っていらっしゃるお客様には「ご先祖様、この方々をお守り下さいね・・。」と思いながらお見送りをしておりました。

 年々、お掃除の依頼も多くなっており、供花(お参りの代行)も三喜家(みきや)の職人が精魂込めてお線香も手向けさせていただいております。

 「自分でお掃除をやらなくては・・」も大事ですが、お盆やお彼岸に用事などでどうしても行く事ができない方は「ご先祖様、ごめんなさい。」と、心の中でいつも思い出してあげてくださいね。 天国でわかってくれていますから(^。^)

 そういえば先日、お客様からとても良いお話を訊かせていただきました。

 ご商売をされている方で、

 「このご時世で商売にも波があるが、行き詰まった時も、お仏壇に向かって無心で手を合わせてからお墓参りに来ると、不思議なことに自然と光が見えてくるんだよ・・。あ〜助けてくれたんだなぁ・・・ってね、見えない力を感じて心でありがとうございます・・と、いつも感謝して生きていますよ。」と、おっしゃっていました。

 怖い話ではなく、実際私も目に見えない力に助けられているなぁ〜と感じることがよくあります。56歳で他界した父にはもっと石屋の仕事を教えてもらいたかったのですが、幼い頃からいつも側で遊んでいたので、石屋の仕事は身についていることは確かです。と^^;

 またまた偉そうにスミマセン。

 さて話は変わりますが、絶対見逃せないNHK大河ドラマの「龍馬伝」も後半に入りました。私は連ドラは余り観ないほうですが、これだけは譲れません。誰がなんと言おうとも(――;) 

 こんなところで力を込めなくてもね〜(*^。^*)

 「龍馬伝」を観ていると自分がちっぽけに感じる反面、今この世の中で"ノホホ〜ン"と 生きていられるのも昔の人たちの潔さ、勇気、知恵、前向きさと日本のために頑張ってくれたお陰でしょう。と、深く思います。

 そして、いつも生かされていることに感謝しつつ・・合掌礼拝・・・。

 しかし今の日本は誰が守ってくれているのでしょうか??(-_-;)

 次回のコラムはご法要の段取りについてお話を致します。

 「慣れていなくてスミマセン・・。」と、皆様は慣れていないのが当たり前なのです。石屋に頼ってよろしいのです。私でさえも父の法要の時、いつも戸惑っていますから・・・(^_-)

《戒名について》

 一般にお戒名とは亡くなられた方につける名前だと思われていますが、本来は生前に授かるものなのです。昔の方は朱(赤字)を入れて生前戒名を彫っている方が多いです。でも時代の流れで今はほとんどの方は生前にお戒名を…と考える方も少なくなりました。

 お葬式のときも俗名(名前)のままで、お寺様もお通夜に呼ばずに告別式をなさる方が増えてきました。が、埋葬のときに墓誌に彫刻をする打ち合わせになると、今までの方がお戒名で彫ってあるから「どうしよう…」と戸惑われています。

 故人の希望で密葬にして欲しいと、身内だけでお葬式をされた方が「密葬ではかわいそうだから立派にしてあげたのよ。そうしたら親戚から、人数も少ないのにね〜って小言をいわれちゃったの」とか

 「近所の住民に知られてからは毎日のようにお線香をあげては香典まで頂いちゃってね・・。」と、喪に伏せている暇もなかったことを嘆くかたもいらっしゃいます。

 四十九日忌の埋葬の打ち合わせで、そんな会話を私はただただ訊いてあげることしかできないのはつらいですが、終わったことに対しては誰のせいだとか、何が悪かったのかはご本人が経験して一番わかっていることですから・・・ね。(-_-;)

 石屋(三喜家)の仕事は、代々お付合いさせていただくなかで、前向きに考えなくではいけませんから、お葬式が終わってもお戒名を授けてもらえることをご説明いたします。

 そうすると皆様はホッとした様子で「家族と相談してから決めます。」と帰られて、後にご依頼があります。

 

 このように簡単に終わらせることが、あとになってもっと大変になることを皆様にもお伝えしてあげなくては・・と最近はそう思うようになりました。

 

 あるテレビの番組ではあきれて観てしまいましたが、お骨を粉末にして海に流している場面に、故人が希望していたとは言えこういう時代なのかぁ〜と、ふとせつない気持ちになりました。

 風にふわっと舞い散っていましたが、目や鼻に入らないか心配しながら観ておりました。

 

 葬儀をあげなくてもよし、お寺さんもなしでよし、お墓なんかもいらないよ・・と言い残して逝ったと訊きますが、それは残された家族には金銭面で迷惑をかけたくないということなのでしょうね・・。

 仏教では生きているものが一番大切と説いておりますが、命を授けてくださったご先祖様や近い仏様へ、私達は生かされて生きていることへの「ありがとうございます・・」の心をいつまでも忘れてはいけないと思います。

 

 先日、石原裕次郎さんの二十三回忌をテレビで放映していましたが、大勢の方々が今でも御参りに来てくれることへの感謝の意を表すご婦人(及び石原軍団の方々)を見て、こういうことはどんどん放映して欲しいな〜と思いました。

 まき子さんの毅然とした笑顔がとても印象的でした。

 ちなみに石材は岡山県の万成石です。私の好きな銘石のひとつです。

 

 私がさびしいときに よその人は知らないの。

 私がさびしいときに お友だちは笑うの。

 私がさびしいときに お母さんはやさしいの。

 私がさびしいときに 仏さまはさびしいの。

 

  金子みすゞさんの詩より

《戒名の構成》

 戒名の構成
 戒名は、院(院殿)号・道号・戒名・位号という構造から成り立ちます。
 一般的には道号・戒名・位号の場合が多く、院号や院殿号は、仏教の信仰心の厚い信者につけられたり、大名藩主、その夫人、大臣・知事などや、仏教・教団・菩提寺・世界・国家・地域社会に貢献をした人につけられます。

 院号(いんごう)
 院号とは天皇が退位隠居された御所を○○院と称したことから始まったといわれています。
 院とは立派な屋敷のことをあらわし、お寺を建立するほど仏教に対して貢献した人に院号が与えられるのものです。。

 戒名・法名・法号(かいみょう・ほうみょう・ほうごう)
 生前の故人の名前からを取って使います。

 位号(いごう)
 仏教との階級を表します。


 戒名の位号

 居士(こじ)
 もともとサンスクリット語で、長者の意味を持つ。信仰心があり宗教活動に貢献する人にささげられます。
 居士の上に大の字が冠せられると男性には大居士と表され最高位になる。

 大姉(たいし)
 男性の居士と同格の尊称です。
 大姉の上に清の字が冠せられると女性には清大姉と表され最高位になる。。

 信士(しんじ)
 五つの戒律を守る仏弟子に与えられる称号です。
 戒名ではこの位号が一般的だとされています。
 清の字が冠せられると男性では清信士と位が高くなります。

 信女(しんにょ)
 男性の信士と同格の称号です。
 清の字が冠せられると女性では清信女と位が高くなります。

《お墓の掃除について》

 石は天然のものです。

 水を吸えば風化もしてゆきます。

 お墓のお掃除はとても大変なことですが、家の掃除と同じように仏様のお家をきれいにすると、心まで洗えたような、なんとなく嬉しい気持ちになります。

 時々、霊園でみる光景では、故人と会話しているかのように優しいお顔をしてお参りをしている方、お孫さんがひしゃくを持ってお手伝いしている様子、車椅子をひいてあげている息子さん、と様々ですが私は思わずこんにちは〜ご苦労様〜と、声をかけます。

 すると皆さんも「こんにちは〜」と笑顔で返してくださいます。

 

 さて、お掃除の仕方ですが、硬い石は意外ともろく、かけやすいのが特徴です。

 以前、お母さんと娘さんが歯ブラシで文字のところをゴシゴシ磨いているのを拝見して、素通りできずに「あまり文字のところをゴシゴシ洗ってしまうと、細いところがかけてしまいますから気をつけてくださいね・・。」と言いました。

 お二人はビックリした顔で「えっ石がかけるのですかー?」と・・・。

 優しくゴシゴシでしたら良いですが、そのときは親のかたきをとるような力に見えたので注意をしてしまいました。

 白御影石は特に文字にコケがついて字が良く見えるようになるので年期が入って逆に良いのです。

 又、石は息をしています。水をかけると浸透してゆき文字の下から水たれのシミが残ります。雨や風に晒されていますので、汚れていくのは仕方のないことです。

 石碑に一番良いのは絞ったきれいなタオルで拭いてあげることです。

 洗剤やタワシでこすることもいけません。天然の石を磨いて磨いてつるつる肌になっているのですから、こすり過ぎないようにお願いします。石碑の頭は仏様の顔と思って下さい。

 どうしてもきれいにしたいのでしたら、建墓した石屋さんに磨き直し(はずして工場で全面を磨き直す)を依頼してはいかがでしょうか? 又、昔の石碑は四角く加工しており、きれいさを保つには水たれ加工をお願いしましょう。90パーセント新品に戻ります。お客様は「へ〜新品だ・・。」とびっくりされます。


 湯のみやコップを水鉢に置くのも、時々風で倒れて割れていますから割れ物もおかないでお家でお供えしてください。水鉢のお皿は仏様がお水を飲むところです。きれいにして最後にお水を注いでください。

 草が生えないように除草剤をまく方もおりますが、強い薬はバケツをひっくり返したような雨で石碑に跳ね返るとシミの原因のひとつです。

 最近では、草むしりが大変になったので土間打ち(玉砂利の下にコンクリートベース)を希望される方が多くなりました。

 又、「お塔婆の処分はどうしたらよいですか?」とのお問合せをよくいただきます。

 そのような場合は以下のようにお答えするようにしています。

 「古いお塔婆の木は腐っていますから、白アリが発生する原因になりますので、霊園管理事務所やお寺様、石屋さんに処分を依頼してください。」

 ※ お塔婆は故人へのお手紙です。 その辺のゴミ箱には捨てないようにお願いします。

 最後にお花を捧げてお線香をたむけます。

 お水はその場所を清めます。お香はそこの空気を清めます。そしてお花は仏様のお着物です。

 お線香は多く入れないようにしてください。かなりの高温ですから、香炉の真ん中にひびがはいることもあります。火は左側です。

 さてさて今日は久しぶりのお天気日より、これから多磨霊園とその近くのお寺さんと他2箇所のお墓参りに行ってきます。

 昔からついで参りはいけないといわれていますが、ご先祖さま・・今回もお許しを^^;。

 次回のコラムは、宗派についてお話をいたします。

 家紋と同様に宗派も代々と伝わっております。

 うちは無宗教で戒名無しでお葬式をあげたの・・と言う方も増えてきました。

 色々なご意見をお話いたします。

《坂本龍馬にあこがれて》

 毎週日曜日の夜8時に緊張しながらいつも観ている「龍馬伝」は、それこそ好きなワインも喉に通らない興奮の時間です。

 終わりそうになると、「ぁ〜もう少し観ていたい」と好きな方はそう思うに違いありません。

 男性があこがれる人物と訊きますが、私も男だったら龍馬みたいな人間になりたいですし、もちろんなれないのはわかっておりますが、あの器の大きさに近づきたい・・。

 

  「世の人はわれをなにともゆはゞいへ わがなすことはわれのみぞしる」

                                坂本龍馬

 

 自由主義者、天性の明るさ、行動力、喧嘩を嫌うなどなどと肝っ玉は偉大過ぎますが、エヘンエヘン(龍馬が姉に送った手紙の言葉)なぜか私とダブります。

 昔々、三喜家(みきや)の先代も黒船来航のときに品川沖お台場の大砲台の石積みに参加したと、みきやの歴史にあります。今でもその跡が残っています。私も江戸時代の活気にタイムスリップしているような気がいたします。

 地球儀で日本を初めて見たとき、その小ささに誰もが「えっ^^;」と思ったことでしょう。けれどもこんなに小さくても世界に負けない日本の偉大さをもっともっと奥深く知りたくなりますね・・・。

 今年いっぱい続く「龍馬伝」をしっかり観て、日本国の為に太く短い人生を生きぬいた、龍馬という一人の勇者に誇りを持って生きてゆきたいと思います。

 又、私事でスミマセン^_^;。

 

 次回のコラムは「お墓の清掃」についてお話いたします。

 私が幼少の頃、父(先代社長)が完成したお墓を丁寧にふいてからお客様にお引渡しをしていたのを時々思い出します。

 一生懸命掃除している方を拝見しますと、そのお家の方は"ご先祖様に見守られているな〜っ"と想像しつつ色々な光景を皆様にお話いたします。

《あの世で又逢おうね》

 お墓に一緒に入るとあの世で逢えるかしら・・?

 とよく耳にしますが、私は「逢いたい人なら逢えると思います。」とお答えします。実際、逢いたくなければ逢わないと思いますし、同じお墓に入りたくないという意見もありますが、それは関係ないと思いますね・・・。

 「夫婦仲が悪かったからあの世で喧嘩しているんじゃない??」と言う子供たちの話は微笑んで聞き流しておりますが(^.^)/~~~

 お寺様から「生前の生き方で、善い所へ逝かれるんだよ。」と・・教えて頂いたことがあります。私はあまり深く難しく考えずに日々、人との出逢いを大切に、そして思いやりをもてるような人間になりたいと思いながら過ごしております・・・('_')。

《娘を想う親心》

 以前、お客様からこのようなご相談がありました。

 奥様がお墓にお眠りになっていて、「今度は娘が亡くなりました・・。『お母さんのお墓に一緒にはいりたい・・・』と娘が生前そう言っていたので、結婚をしていたけれど話し合いで埋葬したいのですが、宗派も違うし・・。」と、お嬢様の嫁ぎ先とご実家が違う宗派のためかなり悩んでおられました。

 またご主人(娘の夫)の田舎にも分骨を希望されているということでした。

 私は無念のあまりこみ上げそうになった涙をこらえ、「こちらのお墓では浄土真宗でなされて、御法名をお寺様につけていただいたらどうでしょうか?」と、お話をしました。

 「浄土真宗の宗派のお家でお生まれになられたのですから、生前希望されたお母様のお墓に入れること、そしてご主人のご実家にも分骨して埋葬してもらえることでお嬢様は安心して浄土に向かえると思います。」と付け加えました。

 お父様、ご主人様はお独りになってしまいましたが、必ず天国でお二人を見守ってくださいます。少しずつでも前向きに生きていって欲しいな・・と願うきもちでいっぱいです。

 時々、苗字が違っても埋葬できますか?又は宗派が違っても大丈夫ですか?とお問い合わせがございます。

 まずは名義人の方の許可があり友人や知人でなければ問題はありません。

 核家族になってご子息がいらっしゃらない方も多く、お嬢様が承継される場合も珍しくなくなってまいりました。又、甥子さんや姪子さんに墓守をお願いするかたも・・・。

 大切なのは供養する心なのです。

                                   合掌

 

《日本古来の家紋について》

 家紋には様々な意味合いがあり、士農工商という江戸時代の社会構成に基づき武士の中から多く 広まってきました。自分の家の紋は何か?由来は?調べてみると「なるほど・・・」と 奥の深さにその時代を生きてきたご先祖様を知る一つかもしれません。

 ※冠婚葬祭で家紋を使う場合がありますので、知っておいたほうが宜しいかな・・と存じます(お墓に行きますと家紋がわかります)。
例として、本家が下がり藤で分家が上がり藤と変えていく為に約4万もの家紋が増えて きたのです。

       古代ではカシワの葉にご馳走を盛って神に捧げた「神聖な木」と、神社に仕えた神宮が一番最初につくった紋。
柏餅はお供えやお祝い、お祭りに今に伝わっている。
  方喰  カタバミの葉をすりつぶして鏡を磨くと、想う人の顔が現れてくれると言われた。ハート型で良妻・賢母を両立させる草。
花言葉でも「賢い女性」 田の姓がつく人が多い。
  桔梗 土佐一族。桔梗の花を一輪、神や仏に捧げて吉凶を占った。
キツキョウの発音でキキョウに転じたと言われている。
  鷹ノ羽   武士に好まれた紋。元日や節会、御即位などに左右近衛の両陣に鷹の羽を揚げたと言われている。
忠臣蔵の浅野家が羽紋、西郷隆盛・菊池一族が違い鷹ノ羽。
    果実は小さいが木は積雪に耐え良く育つことから、人徳があり奥ゆかしい人を「橘のようだ」と例えていた。大名一族の中では、井戸のかたわらに咲く花を強い花として好まれていた。
  木瓜    織田信長の紋モッコウ。地上の鳥の巣を現している。巣の中で卵が増えて子孫繁栄し、神社で用いられる御廉から神の加護があるというめでたい紋。
  沢潟    オモダカは池や沢などに自生する水草で愛らしい花が咲く。
昔は葉形が矢じりに似ていることと、戦いに勝つことをかけて「勝ち草」と言った。
       昔、中国の南陽の甘谷と言うところに群生していて、その沢の水を飲むと100歳の長寿を得ると言う伝説だった。
日本では天皇のシンボルとなり、鎌倉時代の初期、後鳥羽天上皇が特に愛用した為に天皇家では代々受け継がれている。一般人には使われない。
       藤は長寿で繁殖力の強いめでたい植物として日本でもっとも栄えた藤原氏が用いた紋。公家・武家と枝葉に分かれて多くの人々に伝えられている。
       水が渦をまいている形から、トモエは火災予防のお呪いと民家の屋根瓦や土蔵に用いられることも多い。
又、武士の弓手に巻く皮具―鞆(とも)から古代の宝器であった勾玉が巴形で、神霊のシンボルに移転したことも紋が広まった要因。
  昔はたんすや調度品に桐が多く使われた。桐畑も多く、5月に咲く花は美しかった。中国では、「鳳凰」がきて鳴くめでたい木と好んでいた。
「聖王子誕生、聖王子誕生」と、きこえたらしい。
  釘抜    クギヌキは打ち込んだ釘を抜く為の工具。昔のものは◇の形をした座金とテコの二つから穴にいれて釘を抜いたという。
また「九城を抜く」と」いわれ、九つの城を陥落させたという戦勝の縁起もかついでいる。
形が明朗で敵味方の区別がはっきりわかるため、武家に好まれた。
  茗荷    ミョウガは物忘れの妙薬と言われていた。異国の神「摩陀羅神」のシンボルが茗荷だといわれる語利益のある押印として、多くの人が用いた。
       日本では桜に対する伝統的な情緒があり、それがしみこんでいる。
例えば、大和心・散りゆく花・朝日に匂う山桜、武士道・・・。
古代の人もお花見が好きで応答歌をつくり、舞踊り楽しんだとも言う日本人が桜好きな為 1100種類もある。
       女性の好きな家紋ベスト3に入っているツタ紋は、形がシンプルで雅趣にとんでいる。
晩秋一面に紅葉した蔦が古風な洋館や大木に這いのぼる美しさも格別。又、繁殖・繁栄の樹とも言われ徳川家八代吉宗も発展にかけていただろう。

 その他の家紋はコラムにて連載いたします。

 次回のコラムはお墓に一緒には入れたら、あの世で逢えるかしら??良くも悪くもそんな会話を耳にします。

 冗談なご意見もありました。身にしみながらお話しいたします。

《ご年配の紳士との会話》

 お年を感じさせないとてもジェントルマンな方でした。

 「三喜家(みきや)さん、一番安くていい物で建ててよね・・。」と、人生の大先輩に意見することもなく「はい、かしこまりました。」 二ヶ月後に完成しました。
 勿論、安かろう悪かろうではなく、品質を吟味して、中国産の小目(目が細かい)の白御影石でお引渡しをしました。

 その時です。

 廻りを見渡して「あと、10年経ったらあんな黒い石碑に建て替えてなぁ・・。」

 私は呆然としてしまいました。

 お墓は、車や家電品のように減価償却していくものと違って何年かに一度お取替えするようなものではないし、その方は口癖に「お金はあるが、いつかは子供に面倒みてもらわんとなぁ〜。」と・・。
 今もお元気でお過ごしのようですが、なにか今でも心にひっかかるような思いを感じます。

 ある方は、ご契約のときに

 「お隣さんからね、『うちは安い石で建てて後悔したから、納得いくものにした方が良いわよ』って言われたのよ・・。」と。

 又、こんな方もいて

 「お父さんが残してくれたお金で立派なお墓を建ててあげましょうよ。」と・・・。

 ご主人やお子さんに愛し愛されて、とても素晴らしい方だなぁ〜と思いました。

 それから・・「うちは安い石でお父さん、ごめんなさい・・」と、とんでもございません。  お墓を造ってあげてお土に還ったのですからご安心ください。ご成仏なさっております。

 石屋はただお墓を建てるだけではないのです。
 これから末の代へとお付合いさせていただくためにも安易なお仕事は出来ませんし、仏様のお家を建てるので適当なことも出来ません。

 時々、どこの石屋で建てたか分からなくなった・・と、困っている方がいらっしゃいます。
 建墓した石屋にお子さんやお孫さんを連れて行ったり、外檀家でもお寺様の許可があれば、ご挨拶にお邪魔したり、クールな時代だからこそ大切なことを代々伝えていかないといけません。 と、私は思います。

 以前お寺様から、「ご先祖様へのご供養は、これからの自分の生き様です。」と、お説教をいただいたことがあります。   背筋がピーンとなりました。

《「昌子のコラム著」は何者?》

 いつも堅苦しいコラムばかりでスミマセン。
 たまには一息・・私のつまらない自己紹介などさせていただきます。
 私はもちろん昭和の生まれです。(^.^)  7月30日生まれ しし座
 血液は0型(穏やかなヾ)、仕事のときは几帳面なA型にもなります。

 高塚わかば幼稚園、市川市大柏小、国府台女子学院(西本願寺)、上野学園短期大学卒業。物心ついた頃に日本舞踊を少々、 学生時代に現・千葉県知事の森田健作さん主演「俺は男だ!」にあこがれて剣道を(*^^)v、10代の終わりに波乗り、ゴルフもそこそこたしなみました。 スキーはかなりのベテランで(^^)v、去年久しぶりに白馬に行きスノーボーダーに激突!まんまと首の椎間板ヘルニアと診断されました。(ToT)/~~~  軽くてすみましたが・・。
 これと言って賞状や金メダルなどはありませんでしたが、小学1年の時、書初めで学校代表に選ばれ「うた」の簡単な文字で、書星会賞を頂ました。 そういえば3歳頃から自分で作った曲を口癖のように歌っては、子供心では将来は音楽家になるつもりでした。(“幸せになるために”がテーマ)でした。今でも覚えていますが、ここで皆様にお聴かせ出来なくて残念です。 美人だったら歌手になりたかった〜(^^♪

 小さい頃は職人の父の側でお墓の据付工事や文字の彫刻、図面引きなどを見ては石屋の仕事を肌で感じ育ちました。バイクやトラックのエンジンの音がすると、“私も霊園に連れていって〜”と店先に跳んで行くのは日常茶飯事。又、石屋の子供たちは、霊園が公園だったり夏の夜は花火を片手に肝試しをしたり(~_~;)、あまり大きな声ではいえませんが、戦争ごっこをしたりして楽しみました。 なつかしいなぁ〜(^。^)

 兄(三喜家石材店専務)が隊長で私は保健係り。毎夕、石屋の男の子たちと遊んでいたのでオテンバ娘と評判になっていたような気がします。

 中学・高校・短大と続いた8年間の女子校通学で女性らしくなって欲しいと願っていた母には申し訳ないのですが、(学生生活の中で同年代の男性がまわりにいなかったために)男の子っぽくなってしまい、今に至っております。学校のせいではなく、気質でしょうね・・・。アハハ (^O^)/

 短大卒業後、三喜家石材店(みきや)に入社させていただきました。 そのころは「箱入り娘」なんて言われたくなく、幼いころの趣味を勉強したくて、松任谷由美(ユーミン)さんのご主人、正隆さんが経営されている、マイカ音楽研究所に10年間通いました。シンガーソングライターの桐ケ谷仁先生の教えがよかったから続けられた気がします。(お忍びでユーミンさんにイタリアンをご馳走になり、御返しに雪見燈篭を贈りますと言っていまだに果たしていません。スミマセン^^;)
 松任谷校長はとても愉快な方で、用賀〜市川は遠かったけれど、別世界で楽しかったです!(^^)!

 現在は小学3年になる男の子の剣道部(柏井剣志会)に送迎ママをしながら仕事をしています。それもあって、日曜日の8時の「坂本龍馬」のテレビで剣道をやっているので、真剣になって観ています。  確かに勉強も大事ですが、日本古来の武道の教え、挨拶・感謝・思いやりを口うるさく教えています。 怒ると「ママゴリラ」があだ名です(^_-)。   

 こんな私です。
 長々とお付合いいただきありがとうございます。 偉そうにコラムを連載いたしておりますが、これからもどうぞ宜しくお願い申し上げます。

 春のお彼岸です・・・。先日、お客様から「祥月命日が4月2日で、今回はお彼岸か命日のどちらかにお参りに行こうと思いますが、どちらがよいでしょうか?」と、お電話を頂きました。 (お彼岸前からの土・日及びお中日《春分の日》は道がかなり混雑します。)

 「桜が綺麗なときにおいで下さいね。」と申しました。

 ご家族が集まって来られるということでした。 

 都・市営霊園は木々が豊富で、何処もみな桜が素晴らしく咲いており参拝者の心を和ませてくれています。
 又、民営霊園も木々を植えたり、花壇を設けたり緑を飾っては園内の掃除がとても行き届いております。
 故人を偲んで、お花見なんて最高ですよね・・・。  合掌

《公・民営施設について》

都・市営霊園で運営している霊園はやはり人気があり、毎年一回抽選会があります。
又、霊園よっては納骨堂があり5年間預かって下さいますが、5年の間に埋蔵する場所を見つけなければなりません。  (予約制:ご遺骨・火葬証明・本籍記載の住民票を用意)
5年間は長いようであっという間ですので見つからずにお家に帰る仏様もいらっしゃいます。
永代供養墓・無縁塔がある霊園もありますので、みきや(三喜家石材店)に御相談下さい。

《永代供養墓・無縁搭について》

 「無縁」何か一言で言いますと、せつない気持ちがこみ上げてきます。
 今、私たちは「生き仏」と言って、この世に命を与えられて「生きるための修行」と、仏法の本で教えられました。
 確かに生きるという事は大変なことで、朝から晩まで「私は幸せ・・」なんて人はいませんよね・・・。
 仕事を持っている人は“ぁ〜もう少し寝ていたい・・”と心の中で葛藤し、仕事を持ってない人は「今日は何をしよう?明日は・・・」と毎日のスタート。悩みは本当に様々で尽きません。

 無縁墓から話が離れているようですが、私たちの命の源のご先祖様を今一度振り返り、やむを得ず墓守が出来ない方はほったらかさずに、お寺様、宮司様、牧師様、又は石屋か各霊園に相談してみてください。何かよい方法が見つかるかもしれません。

 例えば、市川市営霊園では「合葬式墓地」があります。
 一体用  71.000円(毎年一回抽選)
 二体用 142.000円(毎年一回抽選)

 ご遺骨は使用許可より20年間はお骨壺に入れた状態で納骨壇に埋蔵し、20年経過した後はお骨壺から出して合葬室にて永代的に埋蔵されます。(ご遺骨は返還できません)
 お寺様や民営霊園にも永代供養をお願い出来るところもあります。
 みきや(三喜家石材店)にお問い合わせ下さい。

 「子供がいないからなぁ・・」、「娘だから墓守ができないわ・・」と、この様な問題は増えつつある中で、まずはお土に還す気持ちを優先にして最後に永代供養墓・無縁搭をお考えなさって下さい。
 ※どの霊園でもお墓の姓が変わる場合、戸籍上つながりがあれば永久的にお墓は守れます。

 お客様の中で何年間もご命日にお参りなさっている方、二週間に一回「こんちは〜」と元気よく自転車でみえる方、お顔はいつも笑顔で輝いています。  “ぁ〜見習わなくては・・”と、また私はここでも懺悔です。
(命日=毎月一回の命日の日  祥月命日=毎年一回の命日の日)

 追伸・・・・・・お客様から《ご先祖様に見守られている体験談》を訊かせていただくと、あの世この世の見えない心のつながりを、そして大切さを日々感じながら仕事をさせていただいております。時にお説教みたいなことも申しておりますが、いつかは私の言葉が皆様の心の拠り所になっていただけたら幸いです。
あれもこれもと文章がまとまっていない時もあるとは思いますがどうかお許しくださいませ。

合掌

三喜家石材店からの年末年始のご挨拶

 毎年、神社様で神様に手を合わせることは、心身ともに新年の大事な行事ですが、と同時に御先祖様への「ありがとうございます」の感謝のお墓参りもとても大切な事だと思います。

 忘れている方、知らなかったわ・・・・この年になって恥ずかしい・・・・そんなお声を訊きますが、気になってもどうしても行かれない方はいつも心のなかで思い出して下さいね。

皆様のご健康、ご多幸をお祈りもうしあげます。

【追伸】
 今年もみきやは年末年始休まず営業しております。「喪中だからお正月気分じゃないわ・・、公園墓地でも見学にいこうかしら・・・」と、暮れから年明けに来園されている方も年々増えているような気がいたします。
事前の御案内予約を承っておりますので、ご遠慮なくお電話を下さい。

散骨を希望・埋葬しないお骨について

 時々、「散骨にしてくれ・・・」と。
本当にそう思ってない方が、冗談で言ってしまう世の中になってしまったんだなぁ〜と

石屋の娘としては、悲しい会話です。

 又、最近では、“お骨”を宝石がわりにペンダントにしたり、オブジェにしたりテレビで拝見しましたが、単なる流行にしか思えません。

 失くしたらどうしましょう・・? 自分で管理出来なかったら誰が・・?
机の奥にしまっておいて誰かが気づいたら、それこそ自分の分身でもイヤですよね・・・。

 忘れてはいけないオウム教の事件で、湖に粉々にされたお骨を捨てられたと・・。
ひどい事件です。そんな浮かばれない魂が海や山に眠っているのです。

散骨や埋葬しない仏様は成仏できるのでしょうか。

 最近のニュースでは、マイケルジャクソンが管理のしっかりしている場所に埋葬されることが決まり、無事に土に還ることができました。

 霊園内には入れなくても、近くでお参りができることになり、世界中のファンもほっとした事でしょう。

 今も昔も・・・

 ご先祖様のお参りを優先している方と、ご先祖様のお参りを忘れている方がいるように思います。

 実際に私は、祖父母が多磨霊園に眠っていて墓前で手を合わせる(ご先祖様のお参りを優先する)ようになってから未来が開けたような気がします。

 昔は辛い時にしか、お参りしなかたのですが、今は無心で手を合わせています。

 と、また偉そうにすみません・・。

 お墓を建てる建てないについては、ご家族の話し合いが一番ですので、むやみに散骨やペンダントにするなどして、後悔のないようにして下さいね。又、ペットと共蔡の墓所も扱っております。

 公営霊園には納骨堂や無縁墓があって、無縁になってしまう方の配慮がございます。

 又、霊園によってはそのような施設を設けているところもありますのでまずは焦らずにみきや(三喜家石材店)に御相談下さい。

 次回はこのこと(公営霊園の施設)についてお話しさせていただこうと思います。

市川とみきや

市川霊園は開園して47年目になります。

正門の大きな桜の木、坂を上り真っ直ぐな道の両脇には、年輪の太い木々が四季折々参拝者の心をなごませてくれます。

地元の方が大勢で園内の植木の刈り込み、清掃をして下さっています。又、パトロールの方も毎日見廻っていますので、安心して参拝ができます。

イチョウの葉が舞い散る頃には、鮮やかな黄色いじゅうたんの絵を描く方、カメラを持って散歩する方やマラソンを楽しむ方もいらっしゃり、“自然って良いな〜”と思いながら私は園内を散策することにしています。

三喜家石材店(みきや)市川本店は石屋一筋、市川に開業して市川霊園と共に歩んでまいりました。

茶亭になっておりますので、ご休憩にどうぞご利用下さいませ。

I - 戦争について

「忘れてはいけない命」

私は戦争について、語れる立場でも何でもない者ですが、母からよく訊かされてきました。
「戦争映画をDVDに収めておくから、子供や孫に伝えて行きなさいね・・」と。

終戦記念日の8月15日「硫黄島からの手紙」を観て、私は好きなビールも喉にとおらず、身体は硬直したまま見入ってしまいました。
(^^私事ですが、ジャニーズの嵐のファンでメンバーの少年の演技も気になりまして・・・。)

昔の戦争の事なんて〜と、耳をそむけていた私。映画を観てこんなに感動した事はありませんでした。遅かりし 呆然としてしまいました。

かけがえのない青春時代に過酷な戦場に命を捧げ、若き兵士の日本国の為に戦う姿、国を守る熱い思い、家族への愛の手紙・・。もう二度とあんな恐ろしい戦争はやって欲しくないと強く思いました。

しかし日本の為に戦った尊い命は、今の私たちの命の証です。「わすれてはいけない命」があったからでしょう。

人をうらやむ前に自分に勝とうの精神を受け継いで行かなければならないなぁ〜と・・・、偉そうにすみません・・。
ただ、過去の争いの恨みや憎しみを今に残して争うことはいけないとおもいます。

私は戦争について母から訊いたことを未来の子供たちに伝えて行こう・・・。又、このコラムを見て下さっている戦争を知らない方にも少しでも知って欲しいな・・と、思います。

そして最後に日本国だけではなく「おかあさん」と言って亡くなった戦士の方がたへ心より お悔やみを申し上げます。   合掌

II - 私の体験

幼い頃の話、母の実家の呉服屋の店先でした。近くに調布基地がありました。
アメリカ兵(軍服を着た)二人が店に入って来ての出来事です。

祖父に、着物を着た女性のポスターを指差して「あの人がいる店、どこ?」
祖父はムっとした顔で遠くを指差しました。幼心で又、戦争が始まる・・怖かった〜。

母にしがみついて言ったら苦笑いしていました。祖父は満州で戦った陸軍だったそうです。
祖父の妹は浜町で戦地に合い、荒れ野原で夫と子供を失い、死体の下敷きになり命が助かって、なぜかお櫃を背負って線路の上を立川の姉の家へとひたすら歩いたそうです。

髪の毛は焼け、顔面は真っ黒だったと訊かされました。晩年は幸せそうでしたが、心の 奥底は悲しみとせつなさに耐えていたのでしょう・・。

他界してしまったけれどきっと家族と天国で再会できたでしょう。

三喜家・市川本店でのご会席の風景

市川近辺の霊園の方には、市川店にてご法要後のご会席が出来ます。
一日一件ですので、ゆっくりとお食事が出来ます。
帰りの際は少々お酒も入って、和みながら「マグロが大きくて最高だったよ」と、喜んで帰られます。
市川以外の霊園の方も、この様な単品・会席膳が出来る料亭をご紹介いたしております。
お呼ばれされたかたの感想も訊かれますのでお料理は5,000円以上がお勧めです。


写真のお料理は6,300円(※税込み・サービス料、お席料別途)

平成21年度 東京都 都立霊園の募集が始まります

平成21年度、東京都 各都立霊園の募集が7月1日(水)から7月14日(火)に決定いたしました。 都立霊園によって資格・条件が異なり、現状では毎年高い倍率となり、公開 抽選が行われています。
そこで、三喜家石材では都立霊園に関する質問・ご相談を無料で受け付けております。

下記フリーダイヤルまたは資料請求よりお問い合わせください。
TEL:0120-148-398
FAX:047-338-5847

新規霊園「セントソフィア行徳聖地公園」誕生のお知らせ

各国で流行っている新型インフルエンザは見えない津波の様にゆっくりと波寄せています。 毎日、一人二人とかかってしまうというニュースに他人事ではないと誰もが思うことでしょう。
人混みを避けているせいでしょうか、空気のよい公園霊園にはお墓参りの方が多くなった気がいたします。又、私達をこの世に導いて下さったご先祖様への供養の気持ちが、深まっている気がいたします。

空気の美味しい霊園が今年の5月に新規オープンしました。
市川市の広尾防災公園(平成22年完成予定)隣接地に高級欧風霊園が誕生しまして、終日ご来園者がいらしております。 東京と千葉を結ぶ今井橋を市川に渡ってすぐのところです。


<全優石の加盟店である特典>

全優石(全国優良石材店の会)とは、お墓造りをはじめとして石にかかわるさまざまな分野でのお手伝いを安心してお任せ いただける「ブランド」となることを目標に、全国の優良・名門石材店 400余社で組織されております。
昭和57年に結成されて以来、お墓の「保証書」の発行や相談・遺言からお墓の資金計画まで無料でご相談をお受けいたして おります。

フリーダイヤル  0120−141−996 事務局

三喜家(みきや)は全優石に入会し、25年の年月が経ちました。今現在、田舎から改葬する方が多くなっている中、三喜家(みきや)が 遠方に行かれない場合、全優石事務局に相談して石屋さんを紹介して頂くというケースが多くなってまいりました。 組合の石材店ということなので、お互いに全優石の加盟店の名を恥じることのないように、心をこめて努めます。
インターネットの普及で、ご年配のかたからも「ホーム・ページをみて・・・」と、お電話を下さることも多くなり、「全優石とは」の質問 にお答えいたしております。石屋の心「お墓に対する愛情」を忘れない為にも、一員としてこれからも努めてゆこうと存じます。

60代の男性の方からのご相談

Q: 私は次男です。自分や妻が入るためのお墓は近所に買ってあったのですが、実家の墓を守る者がいなくなってしまいました。近所と実家にお墓が2つあっても仕方ないし・・お墓は長年、管理費を払っていたので手放すのはもったいないし・・・。どのようにしたら良いでしょうか?

A: ご夫婦にはお子さんがいらっしゃらない為に誰に譲ったらよいかを悩んでおられました。 都営・市営は生前に名義を変えることは困難ですが、血縁や戸籍上で判断して親族の同意書が揃えばご相談に応じて下さいます。 民営は霊園によって多少の違いがありますから、まずは管理事務所にご相談してみて下さい。 もちろん、知人にはお譲り出来ません。




<具体例>
実家が遠くにある場合はお参りが縁遠くなる為に、近場の霊園に先祖のお骨を全部改葬し、持って来て守るか、実家の親戚の反対で“ここで守れ”となれば移動できず、近場の霊園を親戚に手渡すことになります。

例えば、名前が○○から▲▲になる場合、石碑のサオの文字を削り直して、○○から▲▲に彫ることは可能です。

それから、○○家之墓として建墓してあって、例えば娘の嫁いだ先の■■家になる場合も多く、削り直しが可能でしょうか?とよく訊かれるのでのですが、その場合は正面の文字を直すことが可能です。又、新しく造りなおす方もいて、これから名前がかわっても心配ないように和型から洋型にして、石碑に「和」や「心」を彫刻する場合も多くなって来ました。

永代使用料とは“土地を使用する料金”のことです。

霊園にお墓を購入したら、すぐに永代使用料を納めて頂きます。それから霊園の使用許可書(権利書)を受け取り、そこの場所にお墓を建てて良いことになります。
永代使用料は、永久にあなたにこの土地を貸してあげます・・・。
と言う意味で、他人に勝手に売買はできませんし、土地代は戻って来ません。

お墓を建てて、開眼式をお寺様にお願いしたら、魂が宿ります。
カロートに仏様が居なくてもご先祖様のお参りができるのです。
お墓を移動したり、無縁墓に入れることになったら必ず、閉眼供養をして下さい。

次回のコラムは、“全優石の加盟店である特典”についてお話しさせていただきます。

<カロートに入れて良い物と入れないほうが良い物について>

@ 以前、70代の方から、このようなお問い合わせがありました。

「あの・・・実はテレビで知ったのですが、主人がお墓に眠っていまして仏が寂しくないようにぬいぐるみを入れたほうが良いと・・・お願いできますか?」

色々とお話を伺ってみますと、お仏壇に毎朝ご供養をなさっているようですし、いつも思い出してあげているとの事、私はそのお話しをお聞きして頭が下がる思いがしました。

何かの行動よりも、故人を想う気持ちの方がとても大切な気がします。
現実的な問題としましては、カロートの中は締め切ってありますから、湿気があります。ぬいぐるみのような水分を含んでしまう物は避けた方が宜しいかと存じます。
年期の入った墓所も雨・風に晒されて文字の中にコケが生えるように、水あかや染みなども年々出てきますから・・・。

それでも何かを入れたい時は、お寺様や宮司様、牧師様に伺って相談してみて下さい。
例えば、お骨壷に眼鏡などは宜しいかと思います。


A 話は変わりますが・・・

愛していた故人のお骨を、“お守り”のように持っていたいという思いから、納骨する寸前にフタを開けて、ほんの少し取り出してしまったことを親戚に怒られて、結局、又納骨し直したいという方もいらっしゃいました。

お気持ちはとてもよくわかります。でも、どうでしょうか?

身体の一部をとってしまうわけですから、あの世で故人が、返して欲しいと思っているのではないかな・・・? と、私は思います。

故人への皆様のそれぞれの思い(感謝)は伝わっています。

怖い話でもなんでもないですが、私も天国の父がいつも守ってくれているような気がします。
それは、心の中で話しかけているからでしょう。



この次のコラムはお墓ばかりあって逆に困っている方のお話です。

せっかく今まで管理料を払っているのに返還はもったいないし・・・
友達に譲るわけにもいかないし・・・お墓の名前が変わっても大丈夫なのでしょうか?

というお問い合わせが増えてきましたので、次回にまとめてお話いたします。

<改葬の仕方>

1、新しい墓所を確保します。
  永代使用料(土地代)の支払い後、霊園使用許可書が発行されます。
2、改葬する墓所の役場で改葬申請書をもらいます。
3、改葬したい霊園管理事務所又は、お寺さんにお骨を出す許可をいただきます。
  (申請書にサインをいただく)
4、新しい霊園使用許可書と改葬申請書を役場に提出します。
  改葬許可書をいただきます。
5、霊園使用許可書と改葬許可書で新しい霊園にてご納骨できます。

お墓を移す時はお寺様に閉眼供養を、新しいお墓を建てた時は開眼供養を必ずお願いしましょう。
開眼供養(あら塩・洗い米少々・日本酒350ml位)
宗教によっては必要ない場合もあります。

詳しくは電話で御説明いたしますのでどうぞよろしくお願い致します。

<私がこのコラムを通じてお伝えしたい事>

毎日の様に、ニュースでは人の命を残酷に奪うという悲惨な出来事ばかりで、又か・・・と、耳を背けたくなります。

又、日々の疲れなどの心の病気で、自分の命を落としてしまう方の想い・・・。

その後のことは生きている人の務めとはいえ、残された家族の方々のどこにもぶつけられない思いを身近で感じしつつ、私自身も辛くなることがあります。

このページをご覧になって下さる方々に命の尊さをもう一度大切に考えて欲しいとおもいます。

人が悲しむことをしたり、言ったり、落とし入れたりする加害者は必ず自分に降りかかります。つらい思いを背負っている方は大変なことを重々わかっておりますから、どうか今を乗り越えて下さい。でも、心の病気の方は決して無理をしないようにゆっくり過ごして下さいね。

私がこのコラムを通じてお伝えしたい事は色々な方との出逢いで色々な悩みをひとりで抱えている方がとても多く、自分だけじゃないんだよね・・・という事をわかってもらいたいと同時に、人を悲しませてはいけませんよ・・・と言いたいです。

私も自分に言いきかせては、自分に懺悔しています。

次回のコラムはお墓の納骨室(カロート)に入れてよい物といけない物の区別のお話です。
ご意見などをお待ち申しております。

サニープレイス松戸・松伏やすらぎの里霊園 お知らせ

 みきや(市川本店)がある千葉県の名産の梨、新高が店頭に並ぶ時節となりました。この時期は市川・松戸・船橋・鎌ヶ谷は活気に満ち溢れ、お盆、お彼岸のご参拝者も秋の味覚を楽しみにいらしております。

 今年(2008年)、オープンしたサニープレイス松戸をご成約されましたお客様から ”梨畑だった土地を整地されて完成したとのことで安心だわ・・・”との声も聞かれました。女性に好まれる理由の一つに、洒落た管理塔の中に入ると休憩所はカフェのような造りでほっと一息つけられます。

 又、2008年9月にオープンした松伏やすらぎの里霊園について御説明いたします。

 埼玉県松伏町に初の公園墓地も盛況です。週末に限らずご来園されたほとんどの方が土地の申し込みをされております。色々な霊園を見学に歩いてみて、この霊園に決めた方の声の多くは、広々として空気がおいしいわ・・・でした。

 最後の住まいは自分で決める・・・と言う信念は寿陵と言いまして、以外と年々増えているような気がいたします。東京の隣県、千葉・埼玉・神奈川はまだまだ自然がいっぱいで、墓地ではなく公園霊園がとても人気です。

 お墓参りは近いことに越したことはありませんが、都内からは約1時間くらいの距離でしたら、よろしいかな・・・と思います。地方にあるご先祖さまのお参りが遠くて行かれないわ・・・と悩んでいらっしゃる方はとても多く、やたらめったりは移動してはいけませんが、ほったらかしにているよりは、改葬されてはどうでしょうか?

 そこにある土を少々持ってきて、新しい墓所に均すこともよろしいかと思います。次回は改葬の手続きについての御説明を予定しております。

お彼岸について

 彼岸会は、民間宗教と融合しつつ伝えられたものではなく、純然たる仏教行事です。しかも、インドにも中国にもなく、日本だけの、いかにも日本らしい宗教的なしきたりです。

 日本は、四季に恵まれた国です。
 日本人にとって季節感は暮らしのリズムです。日本の文学の底流にあるものの重要な一つは、この季節感であり、春夏秋冬の大自然の営みのなかに、人々は、ゆたかな情感を育てられてきました。

 「彼岸ふりわけ」ともいいまして、春の彼岸を迎える頃になると、厳しかった冬にも別れを告げ、一斉に花の咲きそろう春が来て、緑さわやかな初夏にむかいます。秋の彼岸は、猛暑の終わりで、やがて、秋も深まってゆきます。春分の日・秋分の日がお中日、前後3日間ずつの1週間が彼岸会です。「お彼岸はいつからですか?」と質問が多いですが、これを目安にしてお参りなさって下さい。

次回のコラムでは、「お墓を移す」をテーマにします。核家族が増えていくなかで、それぞれの家族の事情はさまざまです。
ご質問をメールでも承っております。

<みきや市川本社(市川市)からの秋のお彼岸に向けての御挨拶>

 一昨年からヒットしている「千の風になって」の曲中で、『〜そこにわたしはいません 眠ってなんかいません〜』と歌われているリフレインについて、よくお客様から「本当ですか?」と訊かれて”う〜ん”・・・と困ってしまいます。

 そこで、私が御説明差し上げるとすると『身体の一部のお骨は、お墓の中にありますが、魂は天国にあり、私たちを見守ってくれていると言う意味を一つの作詞に込めているのだと思います。』と、お答えしております。

 私事で恐縮ですが、以前、ユーミンの御主人(松任谷正隆さん)の音楽学校にて(シンガーソングライターの桐ケ谷仁氏のもとで)詞の深さをしみじみと勉強しました。

この詞に出会って、私たちが抱えるお墓問題とは別に、魂が生きているような、そして誰もが共感できる詞に「やられた〜」と思いました(^^♪ 私の場合は、この曲を聞くと、父親との生前のことを思い出します。

 9月は秋のお彼岸です。
暑さ寒さも彼岸までと言いますが今年(2008年)の夏はオリンピックの年でもあり、気温・熱気 どちらも、とても熱い夏でしたね・・・。

 汗びっしょりでお参りから帰られる方々をお見送りすると「この方々に幸あれ」と願う気持ちでいっぱいです。石屋の娘に生まれて○年経ちましたが、振り返れば色々な方との素晴らしい出逢いがあったおかげで、身に降りかかる悲しみや辛さを勇気づけられる事も多かったように思います。

そして・・・
幸せはほんの一握りでいいから・・・という気持ちになります。

乗り越えよう 頑張り過ぎずに・・・と。

 秋は夏の疲れを癒してくれる季節でもありますが、疲れがどっと出る季節でもありますので、皆様も無理なさいません様にお過ごし下さい。

市川本店以外の霊園の皆様には御無沙汰しておりますが、秋は梨の季節ですので市川にお寄りの際は是非お立ち寄り下さいませ。

法事について

ほとんどの方はご埋葬・ご法事の流れが分からない事が当たり前で御座います。
お寺様のご手配、生花などのご準備、雨の日・カンカン照りのパラソルのご用意、施主の方はいらっしゃる方へのご配慮のことで頭がいっぱいで御座います。
ご埋葬は(墓所がある方)は49日忌に仏様になると同時に納骨を致します。
ご法事は祥月命日の前に墓前でお経を唱えていただきます。どちらもみきやの職人が事前に墓所の掃除・お石碑ふき・生花・焼香台などのご準備をいたします。
※お寺さまは土・日の午前中がお忙しいのでお早めにお願いして下さい。


親戚の方がいらっしゃる場合は、ご会食のご手配・引き出物などの注文など、各霊園に合わせてお手伝い致しております。
※お席をご用意してある場合は参列者にお話しておいたほうがよろしいです。「こうしておけばよかった・・・」と、後悔のないようにどんな事でもメールやお電話でご相談ください。
※埋葬の方は霊園使用許可証が必要です。7〜8割の方はみきやでお預かりしております。紛失の場合は再発行できます。
※墓所の名義が変わる場合は住民票などの書類が必要なので市役所の霊園管理課又はみきやにお問い合わせ下さい。


【ご埋葬・ご法事の段取り】
  • 日程を3日程決めておいてお寺様のご都合を伺う。
  • お寺様との日時が決まり親戚にご連絡。(喪服ではなくても落ち着いた格好で)
  • お墓の清掃及び生花・焼香台のご依頼をみきやで伺います。
  • 会食・引き出物のご案内(だいたいの人数を決めて下さい。引き出物は家族で1つ)
  • お持ち頂くもの
    A)ご遺骨(あわてて忘れる方がいらっしゃいます。)
    B)お写真(大・小どちらでもよろしいです。天候が悪い日は小さい方で)
    C)お供え物(故人がおすきだった物 例 果物・和洋菓子 缶ビール・タバコなどを不用になったおぼんに2枚の半紙を敷いた上にのせます。
    D)埋葬の必要書類(霊園使用許可書・埋葬証明{お骨つぼの脇に入ってます})
    E)お位牌(埋葬の方は白木位牌から本位牌に入魂しますので、両方お持ち下さい)
  • 始まりから30分〜40分のお時間の後に会席場所に移動です。

最後に・・・・・・・・・
 みきやでは皆様に寒中お見舞いと暑中お見舞いのお便りを送らせて頂いておりまりて、毎年の年回表もご案内いたしております。「忘れちゃった〜去年だったのよ・・・。」とならないように、忘れても1年遅れでもご供養の気持ちをもっていれば天国で微笑んでくれてます。なるべくお忘れずに( ..)φメモメモ

<お参りにいきましょう・・・お子さんやお孫さんを連れて>

一年で一回、ご先祖様がお家に帰るお盆と続いて秋のお彼岸の季節になります。仏壇の掃除はもちろん、墓所の掃除はなるべくならお子さんやお孫さんと一緒にできたらな〜と思います。
子供は親の後姿を見て育ち、その孫たちも見習っていきます。
「うちの子はお参りに来てくれな〜い」と嘆いている親御さんも多くなっている中、もう一度お参りで手を合わせることの大切さを教えてください。そうすることによって、お孫さんたちがのびのびと成長できるのをご先祖様が見守って下さいます。

※もし、遠方でお参りが出来ない方は清掃・供花を承ってをります。この時期は特に雑草が茂ってしまいます。お墓をきれいにしましょう。

<お盆のしおり>

盂蘭盆会・・・
「お盆」は仏教行事の中でも最も広く親しまれ、「先祖の魂がお帰りになる日」として日本人の生活に根づいている行事の一つです。中国では「盂蘭盆会」といい、日本では省略して「お盆」と言われております。「盂蘭盆」とはインドのサンスクリット語{梵語}で逆さ吊りの苦痛を当てたもので、もともと「盂蘭盆経」というお経に出てくる仏説に由来するものです。

お盆のいわれ・・・
お釈迦さまの高弟のひとりである目連の母親が地獄の餓鬼道に堕ちて飢えと渇きに苦しんでおりました。自分の力では助けおよばず、お釈迦さまに相談しました。すると、7月15日は修行を終えた僧が教えを広める為、外出していく日で大変功徳の多い日です。この日に4つ辻に立って供具に百味五果を乗せ僧におあげなさい。多くの僧の力によって、母親は救われるでしょう。僧たちの霊力のお陰で母親は苦しみの世界から救われました。これがお盆の始まりです。

〜お盆の流れ〜
 7月13日迎え日<午前> 精霊棚を用意して、仏壇から位牌を移します。
 棚に仏具・ご霊膳・百味五果(いろいろ美味しいものを百味、瓜・茄子・麺・饅・餅)のお供物、水の子、生花、お香・ナスとキュウリの牛馬などを供えます。ナスとキュウリはオガラをさして、馬と牛を作ります。ご先祖さまの送り迎えの乗り物になります。お迎えは早い馬、送りはゆっくりをお帰りくださいという意味で牛です。
 お墓参りで生花、お供え物、近くの場合提灯に灯をともして「さあ〜帰りましょう」と迎えます。お墓がある方は玄関先で迎え火を焚きます。15日、16日の送り日、午前中は霊がわが家にとどまっていると言われるので最後のご馳走を作って供えます。夕方、送り灯を焚いて霊を送ります。
※不用になった仏具はお焚上げいたしますのでみきやにお持ち下さい。
※お寺さまに自宅もしくは墓前でお経をあげていただくこともできます。

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