戦没者慰霊碑の建墓に携わった
先代の社長(父)もあの世できっと感謝している事と思います。
娘の私からも心より感謝、御礼申し上げます。
いよいよ来年、東京オリンピックが開催されます。
ボランティア活動の希望者が応募よりかなり上回っている
とのことで、「おもてなし」の日本の真心が感じられますね(^^)/
そして、元号が変わる節目の今年は日本が、豊かな国に
なりますことを願いつつ、皆様も小さな幸せを見つけながら
日々をお過ごしくださいませ。
《平成最後の暮れのご挨拶》 2018 12月
今年も残り僅かとなりました。
一年を振り返り、皆様にとりましても
辛かったことや楽しかったこと沢山
おありになったかと存じます。
アメリカの詩人 ウォルター・ホイットマン(Walter Whitman)の名言
「寒さに震えた者ほど 太陽の暖かさを感じる」
神様は私たちに乗り越えられる位の苦しみを与えて
下さると神話で読みましたが、その通りの名言ですね・・・。
今、実際に苦しみを味わっている方ももう少しで
幸せに到達しますからね。諦めずにいきましょう・・・って
伝えたい。
そのためにも自分に優しく人にも大いに優しくなって
ひとりでも辛い人のココロを救ってあげましょうね。
毎年、暮れになるときれいごとを並べているようですが
愛の手が多ければ、もっともっと人助けができると
思います。
私は石屋の娘としてできることは、このコラムで少しでも
ココロの拠り所になっていただける事を信念で続けて
参りましたし、これからも続けていきます。
神様は「幸せになってかえってきなさい」と命を与えて下さりました。
あなたのご先祖様はあなたを優しく見守ってくださっております。
「命」人は一度は叩かれる・・・そんな意味も納得しますね。
今年もつたない昌子のコラムをご覧いただきまして誠に
ありがとうございました。※少しさぼり気味ですが(._.)・・・。
又、来年も宜しくお願い申し上げます。
そして心より皆様に幸多かれ・・・。
合唱礼拝
《秋のお彼岸》 2018 9月
いよいよ、平成最後の秋のお彼岸が参ります。
平成になってこの30年間は日本も色々な事が
ありましたね。
私もようやくお客様から信頼をいただける
年頃になったかな~・・・と、生意気に(._.)言わせて下さい。
先代(父)からののれんを守りながら、皆々様との
ご縁、感謝を忘れずに、これからも老舗(嘉永年間)の
志を大切にしてゆきたいと存じます。
「暑さ寒さも彼岸まで」
今年の夏は又一段と暑かったですね~。
お盆のお参りのお客様との会話が「どうしたの
この暑さ・・・・・」ばかりでした。
きっと、真冬になったらこの温かさが恋しいのでしょうね(^^)_U~~
少し涼しくなって秋のお彼岸に、ご先祖様や仏様に会いに
来てくださいね。
来られない方はお仏壇やお空に「成仏してください」と、
手を合わせて下さい。だいじょうぶ だいじょうぶ
幸せな時も悲しい時もあの世でお守りしてくださっていますから
いつも笑顔で「今日もありがとうございました」と、
感謝も忘れずに!(^^)!。
そして一番大切なことは、皆さまのお子様もお孫様にも言い伝えて
あげて下さいね。必ず嬉しいことが訪れますから。ハイ
最近はW杯サッカーの昌子源さんの活躍でコラムをご覧になっている方も
多いようですね~ 昌子源さ~ん頑張ってください(^^)/
《暑かった8月のお盆が終わり》 2018 8月
8月26日(日)厳暑
育てのおばあちゃんのご遺骨を胸に、お見送り
なされたお孫さんがご埋葬の前後にご来店
下さいました。
25年来の好青年で今は30歳・・・。
4年前に56歳で他界されたお父様の
時よりも立派になられて、驚きと同時に
11㎏痩せてしまい喪服が少しダボダボになったと・・・。
この4年間の間に、お付き合いしていた方と
ご結婚、そして2年目には可愛い男の子を授かり、その度毎に
お披露目して幸せな笑顔をお裾分けしてくださいました。
7月のある朝、その方から聞こえないくらいの小さな声で「昨日、おばあちゃんが・・・・・・・・」
私は耳を疑いながらやっと聞こえた声に、瞼がぎゅっと熱くなりました。
「そうでしたか・・・・・・・・」(気丈にしなくてはいけないと心の中で)
「父の時のお寺さんを紹介してください・・・・。」「はい」
いつも思うことは、お客様は幸せな笑顔を見せて下さったりしますが
時に悲しみの涙も受け止めてあげなくてはいけないと思うと、
本当に辛い時があります。が、
この道35年、石屋の娘として少しでも皆様の
心のケア、お力になって差し上げることが私にとって
大切なお仕事なんだわ・・・
ご埋葬が終わって「ただいま~本当マジで暑かった~♪ 嫁と子供は車の
中で涼んでいるから」と、一人で戻ってこられてました。
20分以上でしたか、これまでの経過をお話ししてくださいました。
最後にはにこやかにお喋りも出来ました。
帰るとき、何度も振りかえりながら最高の笑顔を見せて下さいました。
私は深く頭を下げ、小さく手を振ってお見送りいたしました。
真夏の暑いさなか、汗びっしょりだったお顔が
お父様とお別れした4年前とは違って立派なお父さん
になられたわ・・・私はこれからも彼の幸せを見守りたいと強く
思いましたし、実際このような気持ちで接するお客様は日ごろからいらっしゃいます。
これからも時として、皆様のお辛い気持ちを受け止めて
「ご先祖様、近い仏様があの世で見守ってくださいますからね」と
言い続けたいと存じております。
まだまだ若輩者ですが、これからも皆様のお役に立つコラムを
書き続けたいと存じておりますのでよろしくお願い申し上げます。
《春のお彼岸》 2018 3月
3月になりました、平成30年春のお彼岸がまいります。
今年の桜は何分咲きでしょうかね?
三喜家(市川店)の庭も春めいております。
霜柱の土の下でじーっとこらえていた植物たちが
少しずつ顔を出してくれています。
何か思わず{ありがとう}って言ってしまいそうに
なります。
お彼岸の期間はお中日(21日)を挟んで前後3日
(18~24日)でございます。
期間中の平日は道路も空いておりますが、やはり土、日
お中日はかなり混雑を予想しておりますので、お車の方は
道中お気をつけて霊園へいかれて下さい。
又、電車の方も網棚に忘れ物ないように焦らずにいらして下さい。
混雑は毎回の事ですので、イライラなさらないようにお願い致します。
ご先祖さまや近い仏様は「よく来てくれたね」と、微笑んで
おりますから、皆様も笑顔で逢いに行って下さいね~
合掌
《平昌オリンピック》 2018 2月
感動感激の平昌オリンピックが閉会されました。
日本のメダル獲得数は、過去最多となりましたが、本当に素晴らしく
驚く場面ばかりでしたね~。
ひたむきな努力の日々を乗り越えてきたアスリートの皆様の苦労は
並々ならぬものだっただろうなと思います。
選手の懐かしい過去の映像も放送され、言葉が詰まる
ほど涙が込み上げてきました。
本当に本当にお疲れ様でした。(言葉にするのが難しいくらいですが)
メダルを逃してしまった選手の方々 もう一歩だったのに・・・。
悔しくつらい涙もありました。
でも、4年間頑張った証をしっかり残していますから、
悔しさを糧に又、次も期待しておりますヽ(^。^)ノ
偉そうに・・・スミマセン
私も、ふと昔を思い出しますと、長野オリンピックで善光寺の門の
参道から御土産やさんに挟まれた道路で御神輿を担いだことがありまして・・・、
勿論、真冬ですから道路わきに雪が積もっておりました。
私は履いたことのない地下足袋で「オイサッオイサッ」と
ま~20年前は若かったから(^_^;)外国の方のためにも
張り切ったような気もいたします。
会場までは行かれずに、お寺様の後ろの山頂を指さして
あそこでジャンプの競技が行われていると、皆で手を振りました。
ガンバレ~ってヽ(^。^)ノ
嬉し涙も辛い涙もアスリートの皆さまが「感謝」の言葉を
言っておられたことに日本人の熱いハートが私たちにも
海を越えてたくさん届きましたね・・・。
「感謝」素晴らしい言葉です(^^)。
又、4年後へ目指して頑張ってくださいね(^o^)
《年始のご挨拶とお客様からのお電話のお話し》 2018 1月
あけましておめでとうございます。
(喪中のお方様には心よりお悔み申しあげます。)
三喜家(市川店)は年中無休で営業いたしております。
昨年の十一月に四十九日忌で御主人様の
埋葬を終えられた奥様からお電話頂きました。
「三喜家(みきや)さん、毎年神社で御札をもらいに行きますが
今年は喪中でどうしたら良いか迷っています。
宮司様に伺ったら、
『もう四十九日が過ぎたら御札を神社に持って
来てお焚き上げします。新しい御札を買うことは構わないのですよ。』
って言われてほっとしました。」 と・・・・。
喪中とは一周忌までとは申しますが、ご自分のお気持ち
に整理が出来た時が喪明けだとお寺様もそうおっしゃっておりました。
昔からの言い伝えを尊重しつつ、お子様やお孫様にも
お伝えしたいですね。
お墓ではお願い事や愚痴などは避けるようにしましょう。
「昨年も無事に過ごすことが出来ました。ありがとうございます。」
と感謝しながら手を合わせましょう。
辛い事、悲しい出来事は誰にでも沢山あります。自分一人ではない
と信じて、ニコニコして今年も過ごしましょう。
今年も皆様の幸せを祈り、このコラムを続けていこうと思います。
今後とも“昌子(しょうこ)のコラム”を宜しくお願い致します。
昌子
《来年は戌年》 2017 12月
今年も『昌子のコラム』をご覧いただきまして
誠にありがとうございます。引き続きよろしくお願い申し上げます。
来年は戌年・・・。
明るく人懐っこい性格で、人を裏切らないと
ありました。
『忠犬ハチ公』を思い出しますね~
あの映画のハチ公が主人を待ち続けるシーンを
思い出しただけで何か涙があふれそうになります。
フランスの詩人
「遠くへ行こうとするものは
馬をいたわる」
ある書箱でこのような素敵なお言葉を拝見いたしました。
私たちにとっては家族であり、毎日乗せてもらう
車でもあり、そして自分を信じてくれる友でもあります。
遠くへ・・・
人それぞれですが、まだまだ道のりはあります。
焦らずゆっくり行きましょうね。
来年も皆様にとりまして素晴らしい出来事が舞い込みますように
心よりお祈り申し上げます。
良いお年をお迎えください。
《老舗の心構え》 2017 12月
はやいもので今年も残り少なくなってまいりました。
皆さまお変わりなくお過ごしでございますか?
「時々、ホームページを観ていますよ」と、おっしゃって
下さる方々にも感謝しつつ、つたない昌子のコラムは
皆様の何かのお役に立てれば幸いでございます。
昨日も今日も私は亡き父に感謝の想いで日々を過ごし、
元気に出勤だっ(^^)の毎日にも感謝しております。
それは、三喜家(みきや)のお客様は勿論の事、社員、協力会社様
が力を貸して下さるお蔭でのれんを守り続けて
いられる唯一の理由でございます。
この場をおかりしまして「皆々様、本当に深く御礼申し上げます。」
先代社長(父)の言い伝えは、「三喜家(みきや)をあまり大きくしないことだよ、
足元が見えなくなって、仕事が疎かになるからな・・・」でした。今でもその言葉が
熱く耳に残っております。
その言葉を胸に刻み、これからも地道に歩み、一家一家を大切に思う事と、
そして出来る限りのご奉仕をしたいと存じておりますし、末の代まで、墓所を守り
続ける御尊家と共に歩んでゆきたいと存じております。
お寺様の墓地及び民間霊園のご法要やご埋葬に関しましては管理事務所が
行っている場合もございますが、お石碑の目地切れやリフォーム工事は
三喜家(みきや)が全て行っておりますのでご安心下さいませ。
(建墓後10年間の保証期間中は無償でいたします)
お墓作りも几帳面だった先代社長。趣味の似顔絵。(映画俳優ジョン・ウエイン)
三喜家石材店は会長、社長、私と社員さんで家族的(アットホーム)なお店です。
これからも皆様がココロ悩まずに日々、生活するためにも、墓所に関しましての
どんなお悩みでもご相談を承りますのでどうぞお気軽にお問合せ下さいませ。
※三喜家(みきや)のホームページでお問い合わせでも承っております
《やむを得ずお墓の返還を希望の場合》 2017 12月
先日、やむを得ずお墓の返還をさせていただいた方のお話しです。
市川霊園で90代の奥様(老人ホーム在住)のご依頼で、ご主人様は
ロッカー式へ、他の方は合葬室へ埋蔵し全て代行を致しました。
お寺様には私が立合いで閉眼供養・抜魂供養のお経を上げて頂きました。
壊す前と更地に戻したお写真をお送りしてからお電話をいただきました。
「永年住んでいた東京のお家を壊す時よりもね、お墓がなくなってしまう
事の方が淋しくてとても悲しくなっちゃったわよ・・・」
と、お元気のないお声でした。
(ご主人様のロッカーの隣は奥様の生前予約になっております)
「私が入る所を見に行きたいけれど、そこまで行くのが大変だし、
死んだときにに初めて行くのね・・・・・」(-“-)
私は思わず
「出来ましたらお会いしたいです。お気持ちが向いたらお電話下さいね・・・」
と、お願いしました。
お子様がいらっしゃらないお方で、甥御様に連れて来てもらえる
ようでしたが・・・。
現実問題、これからの時代このような事が増えるのも仕方のない
事かも知れませんが、とても切ない気持ちになりました。
三喜家(みきや)の老舗の心構えとは、時代の流れに乗り遅れないように、
そして、古き良き老舗の味を大切にして、父の教えをもしっかり
守り続けたいと存じております。
お墓は最後のお城、代々お守りしたいというお気持ちはとても大切なことです。
しかし、やむ得なく返還になってしまう場合は、御一人で悩まずに
お気軽にご相談下さいませ。
又、永代供養墓をご希望の方もお寺様や民間で扱っているところ
もございます。
笑顔で今を大切に、今日も明日も良い一日でありますように心よりお祈り申し上げます。
合掌礼拝
《秋のお彼岸 ~笑顔の源~》 2017 9月
今年も早いもので後半に近づいてまいりました。
季節の変わり目ですので、体調を崩しませんように
どうぞご自愛くださいませ。
今月は秋のお彼岸です。7,8月のお盆が終わって
何かあっという間のような気がいたしますね・・・。
ご先祖さまはきっと
「あら、又来てくれたの(^^) ありがとう」って微笑んでいるでしょう。
お参りのお客様には「又、来月はお彼岸ですね~お待ち申し
上げております・・・。」とお声掛けしますと
(^^)ニコッとして帰られます。
私の幸せなひと時です。
市川霊園、総武霊園以外のお客様はお会いできませんが
「笑顔」を大切にお元気でお過ごしくださいませ。
お参りに行かれない方はお仏壇で、お仏壇がない方は
お空にむかってお祈りしてください。だいじょぶだいじようぶ
「笑顔」って良いですね~。
仕事柄、ニコニコばかりしていられませんが、
普段は楽しい事や面白い出来事を考えながら日々を過ごしております。
皆さまも小さくても良いですから「小さな幸せ」をみつけて
「笑顔」のたえない毎日を送って下さい。
「そんなの綺麗ごとだよ・・・・。」
いいんですよっそれでも(^^)。ハイ
《夏休み》 2017 8月
子供の頃、夏休みがちょっとイヤだったかな・・・。
夏休み中に誕生日で、誰からもプレゼントはもらえなかった事・・・。
『別に欲しくはなかったけれど』と強気(^_^;)
誕生日パーティーなんてあったかしら??
振り返っても両親が忙しい時期なので仕方なく終わって
いました。
そんな思い出も子供の頃の出来事でおわり・・・。
さて、8月のお盆が参ります。ご先祖様、仏様がお家に
帰られるひと時です。お墓参りやお仏壇を綺麗に
して、お迎えしましょう。
今、私たちがこのように生きてこられて、幸せも
悲しみも味わえるのは、ご先祖様がこの世に存在して
いたからです。
お墓やお仏壇には「ありがとうございます」と、手を合わせて
感謝しましょう。
お参りに行かれない方は、いつもココロの中で合掌して思い出してあげましょう。
あなたが今、辛い日々を送っているとしてもご先祖さまはあの世で
ちゃんと観てくれています。そして、少しでもその辛さを和らいで
下さいます。
私は時々、亡き奥様のお墓参りにいらっしゃる方が少しお痩せになっていて、
「ちゃんと召しあがって下さいね・・・・・・・」と、言ってしまいます。
まるでお節介おばさんみたいに(^_^;)。何か奥様に言わされているかのように・・・。
これが私の大事なお仕事なんだわ~とも思いつつ_(._.)_。
そして、ご先祖さまはあの世でこう思っています。
「先祖供養も大事だけれど、今存在している
おじいちゃん、おばあちゃん、お父さん、お母さん、兄弟、姉妹
親戚と、そばにいなくてもあなたがそこまで大きく育ったのは
誰かの温かい心と優しい手があったからなんだよ。」
悲しませるような言葉を発したり、人様に迷惑をかけたりしないように
温かい気持ちでこれからも皆仲良くを心掛けましょう。
と、偉そうに言う私も気をつけなくては(^_^;)
「幸せは自分のこころがきめる」
相田みつをさんのこんな素晴らしい名言があります。
夏の甲子園がはじまりました。
「運命の中に 偶然はない」の精神で、天才は人が見てないところで
人一倍努力しているからこそ天才になれるのです。そうだそうだ!(^^)!
合掌
《春のお彼岸がまいります》 2017 3月
春のお彼岸がまいります。
少しずつ春めいて、暖かさを感じる今日この頃・・・。
皆さまは如何お過ごしでしょうか?
木々の芽やお花のつぼみの膨らみも寒い冬を乗り越えて
頑張ってくれています。
私は、庭の風景に優しさを感じつつ、お地蔵様にも
「おはよう」って声をかけて一日が始まります。
お話は急に変わりますが・・・、
先日は、とある霊園のお客様から、ご法事の際
私どもに不手際があったというメールをいただきました。
法要の準備が整っていなかったということでした。
「三喜家(みきや)さんにとっては沢山の中の一件かも知れませんが
私たちにとっては大切な身内の法事です・・・・・・・」
私はそのメールを読んで本当に恥ずかしくなり、申し訳ない
気持ちで頭の中がいっぱいになりました。
電話番号が記載されていなかったので、失礼とは思いましたが
メールにて返信をいたしました。
その後
「早急の対応をありがとうございます・・・・三喜家(みきや)さんとは父の
時からの永いお付き合いですので、又これからも宜しくお願い
いたします・・・・・・・。」と、優しいお言葉で再度御返信を下さいました。
私は一瞬息がつまり、ひとりパソコンの前で涙がこみ上げてきました。
ありがたい事です。
今でもその時の気持ちは忘れておりません。
三喜家(みきや)は江戸時代から暖簾(のれん)を守り続けております。
ですが、そのような歴史などはどうでもよく、一番大切なのは今「皆様とのご縁」を、
しっかり守ってゆくことだと思っております。
三喜家(みきや)で墓所を建てていただき、それで終わるのではなく
それから末の代までお付き合いが始まります。
父がよく言っておりました、
「昌子、お客様や周りの人たちに感謝を忘れるなよ・・・・・
“三喜家(みきや)さんとご縁があって本当に良かった” とお客様から
感謝されるように精進しなさい。」
その方からの二度目のメールでは、
「他の方にも嫌な思いをさせたくないから・・・」とおっしゃって下さいました。
その優しいお言葉にも感動をいたしました。
ありがとうございます。
今年の7月は父の二十七回忌法要をむかえます。
私事ですが、私の誕生日に他界してしまいました。不思議なものです。
あの世で今日も明日も見守ってくれていますし、
「しっかりしなさい!」と、見張ってもくれています。
お父さん ありがとう
合掌
《2016年秋のお彼岸》 2016 9月
9月・・・、
早いもので秋のお彼岸の月です。
今年も残すところあと三ヶ月しかありませんね~。
リオのオリンピックでは日本もアツく燃え上がり
ました。
アスリートの並々ならぬ努力と鍛錬の成果は
私達、応援した人の多くに伝わったのではないかと思います。
惜しくもメダルを取れなかった選手の涙を
誰もが皆「良く頑張ったよ 頑張った」と、涙を浮かべて
思った事でしょう。
レスリングの吉田沙保里さんが惜しくも銀メダルでした。
お父様の遺影も応援していましたね。
「お父さんに怒られる・・・。」とおっしゃっていましたが
私は「お前はよくやったよ」ってあの世で声援を送っていたと思います。
そしてそれが人間らしさだと思います。吉田さんが金メダルをとると誰もが
信じきっていたのかも知れません。
私はニュースで拝見するたびに「東京で金メダルが待っています」って
伝えたいです。生意気にスミマセン(^_^;)。
そしてこれから又、4年間次のオリンピックの競争が始まります。
いや、もうとっくに始まっているのかも知れませんね。
言葉で言うのは簡単ですが、4年後も又、大きな舞台で熱く燃え上がる
素晴らしいドラマを観させて下さい。期待しております。
56年ぶりの私たちのこの国、日本で・・。
全国高校野球甲子園も始めから最後まで感動感動
でした。選手の汗と涙はココロの中の青春の1ページに
刻まれていくでしょう。
本当に暑い中、選手の皆さん頑張りました。
どんな競技も団体戦って良いですね~。
ユーミンさんの唄で
「人々がみんな立ち去ってもわたしここにいるわ・・・・・。」
の詞が浮かびました。
「ノーサイド」
同じゼッケン 誰かがつけて
またつぎのシーズンをかけてゆく
人々がみんなあなたを忘れてもここにいるわ
何をゴールに決めて 何を犠牲にしたの
誰も知らず
歓声よりも長く 興奮よりも速く
走ろうとしていたあなたを少しでも
わかりたいから
人々がみんな立ち去っても私ここにいるわ
by 松任谷由美
三喜家の庭先に新しい仲間(珠もち地蔵)
《天皇・皇后陛下フィリピンへ ~お盆(7・8月)秋のお彼岸》 2016 6月
平成28年1月29日16時頃(日本時間)
上の石碑は御骨壺の箱の形になっております。こちらの写真には写っていませんが
「戦没者比島の碑」の彫刻は父が清書して彫りました。
天皇・皇后両陛下がフィリピンの慰霊碑(カラリア国立公園)
に行幸啓された時のお写真でございます。
三喜家(みきや)のお客様のご自宅で撮っていただいた貴重な一枚でございます。
お客様から
「この慰霊碑を建てたのが三喜家(みきや)さんだなんて誰も知らないのだから
大きく引き伸ばして壁に飾って下さいね。」といただきました。
7・8月とお盆の季節がまいります。
新盆の方は初盆用のご用意をお願い
いたします。
そして9月は秋のお彼岸です。
仏様にとりましても、お墓参りで
皆様の笑顔に会えることが喜ばしく、
何よりものご供養ではないかな・・・
と存じます。
出来ましたら、お子様やお孫様もご一緒に_(._.)_
墓前に行かれない方はお仏壇に向かって
お仏壇がない方はお空にむかって手を合わせてください。
「元気にやっております。」
「ありがとうございます。」
とお祈りして下さい。
今日も明日もあなたの事を見守って下さって
おりますから(^^)。だいじょうぶだいじょうぶ
さて、今年も7月より都立霊園の申込が開始いたします。
市川霊園は、2.5㎡は随時受け付けをしております。
改葬の方は6㎡、12㎡も受け付けしております。(田舎から
改葬する方)
各所公営霊園のお問い合わせは三喜家石材店(みきや)にご相談下さいませ。
三喜家石材店(みきや)は、ただ墓所をお造りするだけではなく、
その後のアフターサービスもお手伝いいたしております。
「こんなこと伺って恥ずかしいわ~」などと悩まずに
仏事の事でしたらどんなことでもご相談下さいませ。
《フィリピン戦没者慰霊碑 天皇・皇后両陛下行幸啓》 2016 1月
1月26日から5日間、天皇・皇后両陛下がフィリピン親善
のため行幸啓されます。
戦没者の参拝も兼ねてということでございます。
この慰霊碑は昭和48年、政府からの御依頼で
第二次世界大戦時にフィリピンで亡くなられた50万もの
戦没者の為に、三喜家(みきや)石材店先代社長(父)、
多磨店、小平店の職人及び現地の職人のご配慮のもとで
建設されました。
三喜家(みきや)にとりましても、一世一代の
偉大なお仕事だったのではないでしょうか。
幼い頃、フィリピンへ飛び立つ父を羽田空港の
搭乗口で、何もわからずに泣きながら手を振ったことが
今、思い浮かばれます。
慰霊碑が無事完成したニュースが流れた後、
「三喜家(みきや)さんのことを知りました。
うちのお墓を建ててほしい…。」というお話もあったそうです。
完成直後
父が他界して25年経ちますが、お仏壇に手を合わせて。
報告ができました
父が入院していた頃、お見舞いに行ったときの話しです。
「昌子、お父さんはね、ちょっと心配があるんだよ。
フィリピンの慰霊碑の目地(石と石の継ぎ目)
が切れていないかが・・・・・。」
そのことを、さっそく叔父(現在、多磨霊園三喜家の主)
に相談したところ、
「実は黙っていたけれど、おじさんも心配で見に行ってきたよ。
お父さんに安心してくれと伝えておいて・・・。」と、むこうで
撮影してきた写真も私に見せてくれました。
あれから時々父との会話を思い出しては、
『一度、父の遺影を持って行きたいな・・・。
日本庭園になっているときいたけれど、
どのようになっているかしら・・・。』
私にとりましても今回の行幸啓がTVで放映される
日を待っている次第でございます。
天皇陛下が、
「先の大戦で大勢の犠牲を被った地を一刻も早く訪ねたい」
と言うお気持ちにとても感謝申し上げると共に、これからも
戦没者のご家族の方には、ご冥福をお祈りしつつ
世界の平和をも願い続けたいと存じております。
除幕式。戦没者の遺族の方の参列。
《あれから4年》
東日本大震災から4年が経ちました。
このお寺様の墓地山の木の根本まで津波が押し寄せた
今年に入り、英国のウィリアム王子が来日され、被災地に訪れて下さいました。
初めての来日で短い滞在の中、ご自分の希望で足を運んでくださったとのこと。
その場面がテレビで放映されておりましたが、被災地の方々の笑顔も同時に流れてきたときに、嬉しさと感動で胸がいっぱいになりました。
「復興、復興」とは言っても、簡単には復興が進まない日常の中、このご訪問は被災地の皆様にとっても生きる糧、望みになったのではないでしょうか。
この写真は3・11の一年後の墓地へ視察に行った時のものです
3年ほど前、お客様のお母様がお亡くなりになり、心身共に疲れ切っておられた方からのお電話で
「私、母が亡くなってから、うつ病になってしまいました。そこで病院の先生が『大震災の被災地に行ってごらんなさい。そこに行けば少しは変われるでしょう。』と、一言。私、今は行かれないけれど近いうちに行かせて頂こうと思います。私の病気なんて・・・って思えるかもしれませんね」
私はそのことに関しては「そうですか・・・・。」としか言えませんでした。
私はその数日後に被災地に訪問させていただきました。
海沿いの太平洋を見渡せるお寺様、墓地に行ったとき、ふと以前お話ししたお客様の事を思い出し、病院の先生がおっしゃった意味や想いが良くわかりました。
今でもきれいな静かな海の映像が瞼に蘇ります。
合掌
《お墓が建つまでの流れ》
新しくお墓を建立する方が一番悩むことはどこの墓所でどこの石屋さんにお願いするかを決めるところだと思います。
たまに・・・
「墓所の管理を引き継ぐことになったのですが、どこの石屋さんにお願いしていたのか、わからなくなってしまい・・・」
というお問い合わせもあります。
これからお願いする石屋さんが決まったなら、まずは、ご家族でその石材店に足を運んでみて、どんな会社なのかを様子をみてから選ぶことも大事です。
あとは、これからの安心、そして信頼関係がはじまります。
三喜家(みきや)のスタッフはお陰様でお客様にとても感謝されております。
私も三喜家(みきや)の娘として、あぐらをかくような事のないよう真摯に受けとめます。
今朝は朝礼でこのような話をいたしました。
ただただ墓石を売るだけではなく、「三喜家(みきや)さんで良かったわ~」と、感謝される石屋でありたいと存じます。
《2015 迎春》
今年も三喜家(みきや)石材店は元旦から営業しております。
「初詣に行く前に、ご先祖さまに逢いに行こう(^o^)」という考えの方が多くなってきたような気がいたします。
「昨年は無事に過ごすことが出来ました、ありがとうございました。」
そしてお願い事は祈らずに墓前で手を合わせましょう。いつか不思議な力に身守られていることを皆様も必ず実感しますから_(._.)_
墓前に行かれない方はお空に向かって「成仏してくださいね。」と、手を合わせましょう。そういう気持ちこそが大切なのです。 ハイ(―_―)!
今年も“昌子のコラム”を宜しくお願い申し上げます。
《2014年カウントダウン》
今年もカウントダウンの声があちらこちらで聞こえてまいりました。
今年一年、“昌子のコラム”を御覧いただきまして誠にありがとうございます。
フランスの詩人 ボアロー
「人が天から心を授かっているのは愛するためである」
“愛する人が傍にいなくても愛する想いは消えません”と言う意味も含めて天国に逝ってしまったら、いつもお空を見上げて思い出し
「ありがとう、いつかまたどこかで逢おうね・・・。」
と、悲しみを乗り越えて欲しいな_(._.)_
私はいつもそんな気持ちで皆様と接しております。
倖せはほんの一握り。
来年も皆様にとりまして、小さくても幸せがお家に舞い込みますように心よりお祈りいたします。
来年も“昌子のコラム”をどうぞよろしくお願い申し上げます。
《ご法事のお手伝い》
最近「建てた石屋さんがわからなくなって・・・」や「石屋さんが遠方で・・・」などと、ご法事のお問い合わせやご依頼が多くなってまいりました。
又、お寺様とのお付き合いがない方は、宗派によってご紹介させていただきます。
三喜家(みきや)では、ご法事用の生花や焼香台のご用意、しるし半纏を羽織った職人がお立ち会い致します。雨の日やカンカン照りの日よけにパラソル、御足の悪い方に椅子も無料でご用意させていただいております。
古くなったお塔婆のご処分、墓所の清掃(植木の刈り込み・草取り・お石碑をふく)なども承っております。
ご法事が終わって、ご会食処のご手配もいたしております。
その他、法事について、分からないことがございましたらどのようなことでもお問い合わせください。
ご先祖さま、近い仏様のお家(お墓)を守ることが、手前共の仕事です(^-^) ハイ
《四十九日忌・埋葬の父への思い》
8月31日(日)PM1時
享年53歳で旅立ちになられた一家の主(あるじ)様。
お母様(祖母)と、御子息様 のお二人がご埋葬の前に三喜家に立ち寄って下さりました。
そこで、御子息様にご承継の説明を致しました。
若いのにしっかりしていて、私は思わず
「随分大きくなってびっくりしました。」
御子息様は書類を一つ一つ丁寧に見ながら
「はい、お通夜と告別式に父の友人からも親戚からもそう言われました。」
お父様の面影があるお顔に、私も切なさを感じしつつ
「おばあちゃん大切にしてあげて下さいね。」
と、お見送り致しました。
埋葬が終わって挨拶に一人で来て下さって、その時は先ほどのお顔とは違う方のようでした。
「埋葬が終わりました。色々とありがとうございました。実は僕はしっかりしないといけないと思い、今日まで気を張ってきましたが、おじいちゃんが53歳で亡くなって、父親も同じ年。三代続いたらと思うと・・・。」
うっすら瞼に涙が光りました。
私もぐっとこらえて、
「大丈夫ですよ、おじいちゃんもお父さんも苦労かけたな・・・って天国から見守ってくださいますから・・・。」「・・・」
「実は、父が亡くなる当日、黒ネクタイが古くなったと新しいのを購入していました。他界するのがわかっていたかのように・・・。」と、自分のネクタイに触れながら。
26歳・・・・。
私は彼の心の奥底のむなしさや悲しみをしみじみと感じながら、私には本音を言って下さったのね・・・と
「又、お待ち申し上げております。出来ればおばあちゃんも連れてきてあげて下さいね。」
と・・・小さく手を振りました。
「はい、又顔を出しますねっ」
親御様より先に天国に逝ってしまうことは親不幸と言われますが、命というものは、誰が先に逝ってしまうか誰もわかりません。
残された方のお気持ちが少しずつでも和らいで欲しいな・・・とその日もそんな思いで一日が終わりました。
合掌
はい、9月になりました。
もう秋のお彼岸ですね~(^.^) 本当に月日が経つのが早すぎますね。
墓前にはお子様やお孫様を連れてお参りに行きましょう。
やむを得ず行かれない方は、お空に向かって合掌礼拝しましょう。
「ありがとうございます」と・・・(^-^)。
だいじょうぶだいじょうぶ
合掌
《くらやみ祭例大祭》
前回のコラムの続きでございます。
お祭りに行ってまいりました~
冨士吉田浅間神社 HPはコチラ→ http://sengenjinja.jp/
午前中は富士山の麓にある「冨士吉田浅間神社」へ
毎年のご祈祷の御札をいただきに、5月5日は、やはり例大祭「初申祭」でかなり混み合っていました。
帰省ラッシュに巻き込まれないように、早めに脱出)^o^( 12時30分府中に到着。
その後、母方のご先祖様のお墓参りを済ませ、三喜家(みきや)の半纏を羽織り、いざ大國魂神社へ・・・・。
スペシャル番組で4時間ほど生中継をしていた画面に私が映ってしまったようで、いとこから即メールがありました。
まぁーそんな話はよいとして、「くらやみ祭」は一言で言いますとやはり最高のお祭りですね。
この春、スマホデビューしました。 ・・・が、イマイチ使い方がわからなくて、写真を撮ることができませんでした。
来年はお祭りのあれこれを取材します。 な~んて偉そうに (´▽`*)アハハ。
シャクナゲ(石の陳列)
藤棚(三喜家の庭)
《大國魂神社の例大祭「くらやみ祭」》
もうすぐG.Wですね~(^-^)。
ゴールデンウイークは三喜家石材店(みきや)も忙しい日々が続きますが、東京都府中市の「くらやみ祭」は今年も行きたいなぁ・・・。
大國魂神社のweb ⇒ http://www.ookunitamajinja.or.jp/
むかしむかし、先代の社長(180センチ100キロの父)が、神輿の流れが左によれば右へ横棒を全力で押し、右によれば左へと、観客にぶつからない様にお助けをして担いでいた頃の姿がとても懐かしいです。
『お父さん、ハンテン姿が似合っていてカッコよかったですよっ。』
お空に向かってニコリ
お神輿だけではなく、植木市などもあり、昔風のお化け屋敷や又、屋台で生ビールなんか飲みながらヽ(´▽`)/焼き鳥・もつの煮込み・焼きそばをパクパクと食べるのも最高の気分。あっ マズイ・・想像してしまった/(-_-)\
おいで(御輿渡御)まで、地元生まれの母が、「くらやみ祭はね・・・昔はね・・・」と、隣に座っている人を捕まえては、ああだのこうだのとはしゃいだりして。(昨年のお話)
休日の休みが絶対とれない私は、5月5日だけはくらやみ祭に行きた~い(-^〇^-)。
~このコラムをご覧になってくださっている皆さまへ~
関心がございましたら、一度足を運んで見てください。
是非とも府中の街の活気を味わってください(^-^)。
※ 大國魂神社のホームページをご覧下さい。
http://www.ookunitamajinja.or.jp/matsuri/