お墓には和型墓碑、洋型墓碑などの種類のほかに石種、カロート(納骨棺)、特別仕様、装飾品など様々な形・種類があります。
その一つ一つを組み合わせていくことで、皆様の眠る場所にふさわしい墓所が出来上がっていくわけです。
ここではその一部をご紹介します。
原 石
墓石に用いられる石は一般に みかげ石(産地別に約300種)と呼ばれ、硬質で風化に強く磨くと光沢がでます。
三喜家石材店では日本各地、世界各国の中から、石質が均一でキズやムラのない、良いものを厳選しております。
ご相談していただければ石の見本をご持参いたします。
▼ インド・スェーデン産
▼ 中国・韓国産
▼ 国産
外 柵
外柵とは、墓所の境界をはっきりと分けるために、墓所の周囲を石材で囲んだものです。
▼ 外柵(加工)
▼ 外柵(加工) |
▼ 根石仕上げ |
▼ コンクリート仕上げ |
カロート(納骨室)
ご遺骨を納める場所のことです。
最近はコンクリートだけでなく、みかげ石で施工される方も多く見られます。
香炉・花立て
お線香を捧げる香炉、お花を拝げる花立ては供養のために欠かせないものです。
石碑と調和のとれた組み合わせが墓所全体を引き立てます。
香炉
花立て
墓 誌
戒名、没年、生前の経歴などを彫刻するためのものです。
現在の合祀墓では不可欠の要素といえます。
▼ 独立型(標準) |
▼ 独立型(高級) |
▼ 外柵組み込み型 |
墓誌板加工例
台石加工例
燈 籠
そもそも仏塔の一種で、石憧からきたものとされ、墓所の装飾品として関連の深いものと言えます。
ご先祖様への感謝・供養・家族への安泰をも願う意味で建てます。
▼ 丸型前置 |
▼ 角型前置 |
▼ 丸型墓前 |
▼ 角型墓前 |
塔婆立て
供養の塔婆を支えるための設備で、宗派によっては使用しない場合もあります。
▼ 金具付(羽目込み) |
▼ 笠付(羽目込み) |
▼ 笠付(別立) |
墓碑の特別仕様
基本的な和型墓碑の変形として、より高級感を増すため、棹石の上部や棹石と上台石の間、中台石などディティールの細工に凝った仕様もあります。
▼ 四方丸面 |
▼ 香箱 |
▼ トキン(神道) |
▼ 亀腹シュミ段 |
▼ スリン台 |
▼ スリン台 |
▼ 水垂れ |
▼ 蓮華台 |
▼ 上下蓮華 |
五輪塔
五輪塔は、方型の地輪、球形の水輪、三角形の火輪、半球形の風輪、宝珠形の空輪から成り、各石にはそれぞれが象徴する概念が梵字で刻まれます。
地蔵・観音
生後まもなくこの世を去った子供のため、親の深い哀惜を表して建立されます。